最高の竹酢液を抽出は竹選びから始まります。
当社が使うのは鹿児島で4年以上育った天然孟宗竹だけです。
孟宗竹は普通の竹よりも豊富な天然ミネラルを含んでいます。
半年間乾燥させることにより、竹の含有成分が濃縮され、
より純度の高い高品質の竹酢液を作ることができます。
半年間乾燥させた孟宗竹を割り、竹炭にするため窯の中に入れます。
当社の竹炭作りは土窯やドラム缶ではなく、ステンレス製の特殊な窯を使って焼付けをします。
この窯はLPガスを使用し、
特殊な強制燃焼方法(くん製方式)で炭化させることにより良質な竹炭を作ることと、
有害な廃棄物を排出させないようにしているためです。
排出される煙も無煙化装置を通して環境に無害なものにしています。
また竹の入れ方・重ね方なども重要で、竹酢液の出来栄えに関わってきます。
炭焼き職人の腕の見せ所の一つです!
竹炭作りでは炭化の温度管理も非常に重要になります。
竹炭の用途によって温度調整をするのですが、
竹酢液を抽出する竹炭は常に500度以内、
400~450℃の範囲の低温で時間をかけてじっくりと焼き上げます。
窯の温度が500度を越え出すとタール分が増え、
竹酢液に多く含まれてしまうからです。
温度調整・焼き時間の調整は難しいですが、
ここでも竹酢液の良し悪しが変わるので職人の手でしっかり管理して燃焼させています。
竹炭を作る際にでる水蒸気と煙を採取し、
冷却をして粗竹酢液を採取いたします。
竹炭作りにこだわりを持っているため粗竹酢液の状態でもタール成分は少なくなっています。
粗竹酢液からさらにタール分を無くすために3ヶ月間寝かせます。
これを静置法と言います。
その後、フィルターを通して、
ろ過したものが「原液竹酢液」になります。
原液竹酢液は、多少のタール成分が残っているため、
直接人体に使うのはお勧めできませんが、
植物・環境にも優しく、親和性に優れています。
原液竹酢液を蒸留装置で2回処理をして、蒸留竹酢液が完成します。
2度、蒸留することで、タール成分を取り除き、
人体に無害な竹酢液が完成します。
蒸留竹酢液は有害物質0で天然成分を豊富に含み、
肌の弱いお子様にも安心してお使いいただける上、優れた抗菌、
抗炎症効果【腐りにくくする】を発揮してくれます。
蒸留すると臭いも優しく工夫により入浴用、
消臭用、園芸用、動物忌避用などに使用できます。
焼き上がった竹炭はすべて職人の手により入念にチェックします。
皆様に提供するものなので最高のものだけを厳選しております。
最高の竹炭は叩くと「キンッ!!」という金属音がし、
表面が銀色に輝いています!